映画『夕方のおともだち』公開中

山本漫画の中でも評価の高い(そして珍しくセックスシーンの出てこない)『夕方のおともだち』の映画版が2022/2/4より劇場公開中です。監督に廣木隆一、主人公のヨシダヨシオ役に村上淳、ミホ女王様役に菜葉菜を迎えての映像化です。テーマ曲は大橋トリオ、音楽は大友良英です。

映画『夕方のおともだち』オフィシャルサイト

TOHOシネマズ六本木ヒルズを皮切りに、全国各地で上映、3/12からは渋谷ユーロスペースでは毎回上映後にゲストを迎えてのトークショーを行っています。この投稿がされた最終日の3/31には、ユキ子女王様役のAzumi(wyolica)さんと、SOIL&”PIMP”SESSIONSの社長さん、RIP SLYMEのRYO-Zさんがトークショーに出演予定です。(すいません、ほんともっと早くこの投稿しておけばよかったですね)

4月以降の上映スケジュールはこちらを参照ください。横浜のジャックアンドベティとかいかにもなハコじゃないですか? 山本先生も満足の映像化、原作をご存知の方もそうでない方もぜひご覧になってみてください。

ヨシダヨシオは寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める一見真面目な男。一方で筋金入りの”ドM“な一面を持ち、夜な夜な街で唯一のSMクラブへ通いつめ”女王様“ミホからお仕置きを受けている。

しかし、ここのところどうもプレイに身が入らない。その理由はヨシオには分かっていた。ヨシオをこの世界に目覚めさせ、突然目の前から姿を消してしまった”伝説の女王様“ユキ子が忘れられず、いつもどこかでユキ子の残像を追いかけながら暮らしていたからだった。そんなある日、明るい太陽のもとミホと埠頭で釣りをしていると、思いもしない所で彼女を見かけ、ミホを置き去りにしてユキ子を必死に追いかける。ヨシオがたどり着いた果てにあるものとは…。そしてヨシオとミホに待つ結末とは?