山本直樹『田舎』が東京都の不健全図書指定→Amazon販売終了に

山本直樹先生の最新作『田舎』が3年ぶり5度目の東京都不健全図書指定を受けました。その影響でしょうか、Amazonでの取り扱いが昨日2020/9/29より終了しています。

『レッド』シリーズ連載後初の純エロ路線ということで評判になった本作(『分校の人たち』は『レッド』と平行)はDMMなどでも売り上げトップになっていたりしました。Amazonで取り扱いがなくなっても、他の通販や書店での取り扱いは続いています。

取り扱い終了まで128件の評価があったことが履歴からわかりました。漫画作品としてはかなりの評判だと思います。

同時に優良映画の推奨などというものが出ていて、公共がコンテンツの良し悪しを見定めてやろうという態度に歪なものを感じます。当該映画の関係者は優良指定なんて嬉しいものなんでしょうか。そして東京都の意図とは裏腹に『ゆとりとアラフォー』、どんな漫画なんだろう、などと考えてしまいました……。